2009/02/04 掲載情報
NPOバンクへの道28
◆NPO夢バンクを訪ねて
1月30日に、長野市のNPOバンク「NPO夢バンク」を訪問しました。現在行っている融資業務設計のなかで、実際に業務を行っているNPOバンクの話を聞いて参考にするためです。大都会のNPOバンクより、地方のNPOバンクが状況的には熊本に近いと思い、NPO夢バンクを訪れることにしました。
NPO夢バンクは2003年8月に設立され、2004年7月から融資を開始しました。出資金総額は1835万円、累計融資総額は8419万円(2007年12月末現在)です。理事長の和田清成さんから話を伺いました。和田さんは、労金で融資の業務を44年間行って来られました。退職後福祉関係の仕事をされていましたが、NPO夢バンクの監事となられ、そのあと理事長に就かれました。
NPO夢バンクの融資業務の特徴は、融資の相談・申込みの段階で和田さんが話を聞かれたり、現地を訪問され、事業として成り立つかどうかの見極めをされます。そこをパスして初めて次に進めます。その後、事前協議・審査会を経て、最終的に理事会で融資の決定が下されますが、その事前協議・審査会でも金融機関の職員4名による厳しい審査が待ち受けています。いわば「前門の虎 後門の狼」とも呼べる強力な2段階審査体制が、大きな特徴です。
このような審査によって、これまで1件の延滞もなく返済してもらっているそうです。熊本でも、事前の審査体制の充実、専門家も交えた本審査体制の確立が課題だと思いました。
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