2009/03/17 掲載情報
ビデオ学習会「ニュースに流れない気になる金融」レポート
私たちの財布の中が、世界経済とどう関わっているのか学ぼうと、1月10日、アメリカのFRB(連邦準備銀行)に関わるビデオ上映会を開きました。
お金は国が発行しているものだと、ほとんどの人が認識しています。日本では日本銀行法に基づく認可法人である日本銀行が、紙幣を発行します。発行された時点ではただの紙切れに過ぎない紙幣も、そこに人々の信用が加わり、初めて価値がうまれ、交換の媒体としての流通が可能になります。
アメリカでもいつ誰が通貨を発行するかで長い間争われてきたようです。そんな中1907年に起きた恐慌への対策として、J・P・モルガンやポール・ウォーバーグ、ジョン・ロックフェラーの後ろ盾の下、1913年にウッドロー・ウィルソン大統領が貨幣に関する法案であるFRB法案に署名し、同年ほとんどの上院議員がクリスマス休暇中の12月23日に、FRB法案が可決し、FRB(連邦準備銀行)が成立しました。今や、アメリカ紙幣の発行や通貨供給量の調整を担っているのはこの民間銀行であるFRBであり、議会も、大統領も通貨を発行することはできません。つまり、FRBは無から作りだした通貨をアメリカ政府に利子をつけて貸し付けていることになります。
さらにビデオでは、FRBと戦争の関係までも言及してありました。国際銀行家達にとってもっとも儲かるビジネスが戦争であり、必要な軍事資金を、金利を付けて貸し出すことができるのです。そのため、国際銀行家達は意図的に戦争を起こし、私腹を肥やしていると言われています。第一次世界大戦、第二次世界大戦、ベトナム戦争、そしてイラク戦争。FRB法案の制定後、戦争は繰り返され、今もなお、たくさんの人が命を落としているのです。
一部の権力者たちによって、この世界は支配され、操作されているという話は、まるで映画の中のような、信じ難い話です。私たちは気付かないうちに、コントロールされているのでしょうか。その真偽はわかりません。得た情報の中で、自分なりに判断するしかないと思います。
ビデオ上映会が終わったその日の、帰路の途中、空を見ながら、世界はこんなに綺麗なのに、こんなにも汚れているんだと思い、ふと悲しくなったのを覚えています。住みよい世界を残していくため、何ができるのでしょう。
地球全体を視野にいれつつ、自分の暮らしを見直し、自分の足元から行動することが大切ではないか、と私は思いました。今やお金さえあれば何でも手に入る時代です。人々は資本主義社会の中で、お金を稼ぐことに必死になり、必死に稼いだお金は、無意識のうちに企業に吸い取られてしまします。だからこそ、私たちは何にお金を使うのか、自分のお金の使い道を考える必要があります。
皆が地球を視野にいれつつ、自分の足元から行動を始めれば、きっと何かが変わるはずです。経済社会で最低限必要なお金を稼ぎつつ、人とのつながりを大切にした小さなコミュニティの中で、それぞれが助け合いながら生きていけるような暮らしができたらいいな、と思いました(井上沙織)。
コメントは受け付けていません。