くまもとソーシャルバンク

社会問題を解決する事業を応援するNPOバンク

九州環境ボランティア会議の報告

 2月15日に福岡県春日市で開催された「九州環境ボランティア会議」に分科会のコーディネーター役で参加しました。この会議は、環境保全という共通理念の元にさまざまな立場や分野で活躍する団体や個人が一堂に会し、各団体の抱える問題をお互いに共有・解決し、政策提言や仕組みなどを発信することを目標としています。分科会のテーマは「NPOバンクとNPOの資金繰り」でした。

 分科会には10数人参加され、各自いろんな地域でさまざまな活動をされていましたが、共通して出されたのが自分たちの活動に対する切実な資金ニーズでした。私は、あらかじめ、NPOバンクの紹介資料とくまもとソーシャルバンクの説明資料を持参していましたが、参加者の話を聞いて、急遽NPOバンクによる融資の実際の部分の話をしました。 

 一番関心が高かったのが、物的担保も取らずに、融資して本当に返してもらえるのかどうかということでした。私は、事業内容・返済計画・融資希望者の人となりを見て判断する、有識者を審査員にして返してもらえそうな事業にだけ融資するということを説明しました。また一緒に参加していた松下修副代表理事はお金は信頼関係によるものだということを話されました。しかし、なかなか参加者に納得してもらうのは難しかったように思います。

 くまもとソーシャルバンクのように、融資の経験のないNPOバンクの関係者が頭で理解していることを発言しても、これまでの金融やお金の貸し借りの世界で生きた人を説得するのは多大なエネルギーを要すると言えます。

 早く、くまもとソーシャルバンクも融資業務を開始して、世間の信頼を得ていくことが大事だと実感しました(土森武友)。

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