くまもとソーシャルバンク

社会問題を解決する事業を応援するNPOバンク

NPOバンクへの道26

 熊本市パレアで、愛知県のNPOバンク「コミュニティ・ユース・バンクmomo」代表理事の木村真樹さんを招いて、上記シンポジウムを開催しました。参加者は13名でした。木村さんはNPOバンクや、momoの運営の特徴、最近の状況について語ってくれました。NPOバンクの特徴は、お金を出す側から見ると寄付ではなく出資、お金を受ける側から見ると助成金ではなく融資ということになり、いずれにしろ一時的な関係ではなく、長期的な関係を築いていくことです。融資希望者(団体)の過去の実績ではなく、今後の将来性を見ることが大事だということです。運営サポートとして、電話連絡や見回り相談、融資の面談を受けるためのサポートも無償で行っています。

 momoレンジャーと呼ばれる30人の若い人を中心とした運営事務局(全て出資者)がいるのも特徴です。ウェブサイトやニュースレターなどによる情報発信、いろんなイベントの企画・運営をしているそうです。くまもとソーシャルバンクから見れば、うらやましい限りです。出資者も1歳(親が代筆)から80代の人までいて、最近はmomoのこれまでの成果を評価して、追加出資する人もいるそうです。また、momoの融資を受けなくても事業を始めることが出来るが、momoの融資を受ければmomoの出資者に紹介してもらえるので、それで融資を受けるという人もいるそうです。

 最近の事例としては、事務所の電話機の寄付を呼びかけたら、実際に寄付してもらった、振り替え用紙に寄付欄を設けたら1万円の寄付があった、融資先を自分で調べてそこの事業計画書作りの手伝いをしている出資者がいた、融資先の返済利息を寄付してくれる人がいたなど、momoを媒介にして様々な人と人とのつながりが生まれていることの紹介がありました。

 シンポジウムに先立って開催した設立総会では、いろんな意見が出され、定款の若干の変更もあり、時間を1時間ほど超過しましたが、全議案とも承認をいただきました。ありがとうございました(土森武友)。

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