くまもとソーシャルバンク

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NPOバンクへの道~番外3~

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くまもとソーシャルバンクの出資者である普久原涼太さんの記事を紹介します。
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 人間にとってお金とは、まるで水のようなものだなあと思います。

 だって、どちらも人間が生きていくのに必要なものですものね。え、お金がなくても生きてはいけるって? ま、それは確かにそうです。いくらお金が大切だとは言っても、水と同じように本質的・絶対的に不可欠なものだとは言えませんね。しかし、現代社会において通常の生活をするのに事実上お金が必須のものであるとは言えるでしょう。

 さて、ぼくたち人間が生きるのに水が必要だというのは、遠い古(いにしえ)から遥かな未来に至るまで永遠に、また洋の東西を問わず老若男女誰でも知っている真理ですね。しかしだからと言って、自分の得た水を一切外に出さないようにして、ずっと体内に蓄えていったとしたらどうなるでしょう? そう、もちろん死んでしまいますよね。ぼくたちの命の源となる水は、あくまでも体の中を流れて、そして宇宙を循環する水なのです。循環しないで体内に溜まり澱んでいれば、かえって水は毒になるのです。

 それはあまりにも自明のことです。人間にとって水が大切だというのは誰もが知っていますが、それは水をたくさん飲めば飲むほど健康になるということではもちろんないし、また一旦自分の体に入った水はケチケチため込んで決して外に出さないということでもありませんよね。

 第一、水を飲まないのも苦しいけれど、おしっこをずっと我慢するのも実に究極的な苦しみじゃないですか。そして、乾いた喉を潤す水が何よりもおいしく心地良いように、長く苦しい緊張と切迫感から解放された放尿の喜びも、まさに至福と言うにふさわしいものですね。

 けれども、当然お金についても同様のことが言えるということは、残念ながらあまり人々に知られていないようです。お金だってもちろん、循環して初めて人間に効用をもたらすのです。ただ貯め込んでいるだけではかえって毒なのです。お金を大切にするということは、より多くの収入を得、そしてなるべく支出を抑えて自分の所有する金額を最大にしようとすることではありません。そうではなくて、いかに社会に良い循環をもたらすようなお金の使い方をするかを考えることなのです。多くのお金を得た人が幸せなのではなくて、すてきなお金の循環の流れを作り出し、そこに参加できた人こそ幸せなのだと思います。

 というわけで、ぼくも「くまもとソーシャルバンク」の活動に参加したいと思います。どうぞよろしくお願いします(普久原涼太)。

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