2007/06/13 掲載情報
NPOバンクへの道14
5月30日に開催した、NPOバンク設立準備会の報告を行います。 まずは、私が4月に行ったヒアリング活動の報告を行いました。
内容は貸金業登録方法やNPOバンク融資制度の方法、既存の低所得者の一時金費用の融資制度結果です。既存の低所得者向け融資制度としては熊本県の生活福祉資金貸付制度があり、かなりの額が融資されます。
ただ、例えばその中の更正資金の技能習得費はその知識・技能を修得するための講習会費用など、使途が限定されていました。もっと使いやすい制度にしていく必要があるという意見が出されました。
議論したのは、融資限度額・利子、会計処理の流れ、低所得者向け一時金費用の融資制度の3点です。
限度額・利子は300万円、3%とすることにしました。 会計処理の流れは利子でNPOバンクの必要経費を賄うことは無理だろうという判断で、愛知県のNPOバンク「momo」と同じように出資・融資・返済というNPOバンク本来の資金の流れを管理する会計と、何らかの事業収入を得て、必要経費を支出する会計処理の二本立てとすることにしました。融資事業で得られた利子収入は丸ごと貸し倒れ引当金として積み立てることにしました。
NPOバンクとして、電話代や出資者への会報の印刷費や発送代などの必要経費は発生します。この経費をどう手当てしていくかは課題です。
発生する事務局作業は今後、スタッフが開始する別の新規事業に委託する(その中でNPOバンクの事務もみてもらう)ような形で検討していくことになりました。
低所得者向け一時金費用の融資制度については、就労のための資格や技術の習得だけでなく、独立開業の資金やそれまでの生活資金を融資する制度を検討していくことになりました。
今後の作業は、熊本県から出資を得られるように県に働きかけること、出資者募集に向けての作業の洗い出しとスケジュールの立案です(土森武友)。
コメントは受け付けていません。