くまもとソーシャルバンク

社会問題を解決する事業を応援するNPOバンク

NPOバンクへの道13

先月は、名古屋市のNPOバンク<コミュニティ・ユース・バンク「momo」>の関係者の方から、 NPOバンクの設立や貸金業の登録についてのノウハウを伺う機会があり、大変参考になりました。今回は、このヒアリング結果を受けて今後どうすべきかお話します。

 話を聞いてのまずやらないといけないと思ったのは、 NPOバンクの融資制度の概要決定です。融資限度額と利子をいくらに設定するかをNPOバンクの資金力と、融資を受ける側のNPOなどのニーズとの兼ね合いによって決めていく必要があります。
また、出来たてのNPOバンクは、融資額の大きい NPOバンクと違って、利子を運営費用などには回さずに、貸し倒れ引当金として全額、積み立てていったほうがいいと思いました。しかし、その分、 NPOバンクの運営費用を賄うために何らかの収入を得る必要があります。

 貸金業登録は大変な作業のようです。何回も役所に出向いて、書類の書き直しをしたり証明書を取ったりしたそうです。貸金業務取扱主任者の資格は、研修を受講するだけではなく試験に合格しないと取れません。それも勉強しないと駄目です。こちらもいずれは担当を決めて、対応していく必要があります。

 NPOバンクは、出資を受ける団体と融資を行う貸金業の団体は別になっていると思っていましたが、「momo」は一つの団体で運営しているそうです。定款を定め、総会をきちんと開いていれば、「人格無き社団」として法律上、認められ、一団体で出資を受け、融資できるそうです。熊本も一団体で出資・融資ができるようにしたいと思います。

 長野県のNPO夢バンクや北海道の北海道NPOバンクは県や道などから出資を受けています。熊本県もこれから作るNPOバンクに出資してくれないか働きかけてみたいと思います(土森武友)。

Comments are closed.